社会へ踏み出す第一歩?
Namiko Sakamoto
待ち合わせによく利用したČerný Mostショッピングセンター

大学生の頃から通訳者(最初はバイト)として仕事をしてお金を稼いでいると、自然と自信がつくものです。

フリーランスになるまでにも、外国人ということで就労資格取得など大変苦労しました。

「誰かが何かしてくれるだろう」という淡い期待を抱く余地は一切なし。責任は自分で取るしかない。

フリーランスになっても、当時の法規制のもと法人と同じ仕組みで操業しなければならず、複式簿記や様々な登録が必要になりました。
全て自分で手がけ、経理はダブルチェックの意味を含め会計士(税理士)に委託しました。
アウトソースの始まりです。

今は日本も変わりましたね。
優良企業に入社!が一番ではなく、将来を見据えたライフスタイルを維持できるような就職先を見つけたり、フリーランス、兼業、副業といった選択肢が増えたように思えます。
しかし、都会と地方の差異・格差は大きく、また男性社会における若手女性としてどう立ち回るかなど課題は山積みです。

私は阪大には入りたかったものの、その後日本で就職したくなかったため、チェコ語ができることを活かし大学からチェコ(カレル大学)にしました。
大学はチェコ語で入試に受かったので、五年の修士課程が丸々無償でした。
「学費タダ」は本当にありがたかったです。

その後は徐々に通訳業から事務、コンサル業務へと幅を広げていきました。

『自分ががんばるだけ可能性は広がる!』
この思いは、38際になった今も変わりません。

しかし、広い世の中、私のようにスパスパ自分で決定できる人ばかりではないかと思います。
様々な事情があり、周囲の人の状況を考慮すると自分がしたいことをし難い状況・・・。
そういった場合には、頼りになる人やキャリアコンサルタントに相談することをお勧めします。

自分でどうにもならないことの方が多いので、「他力本願」を最大限に活用しましょう!
無理してしたいことを突き進めても、十分な収入を得ても、周囲との関係が希薄になったりするのは寂しいですね。

人生山あり谷あり、一日人の二倍は働いてきた(自慢にならない)ビジネス経験を持っています。
何かご質問があればご連絡ください。