駐妻
Penta

「ひとくくり」

にするのもされるのも好きじゃないのは・・・「海外在住日本人」が自分の看板になったからでしょうか 笑?


チェコの日系企業の食堂では、和食を食べられるところも多いです。(食堂がない企業もありますが、中・大企業では食堂併設が一般的です。)

食堂業者さんと、味加減や新メニューなどについて定期的に打ち合わせを行っていたこともあります。

チェコ人は、「今日は日本人食べよ♪ (Dám si Japonce.)」と言うこともあり、最初ギョッとしたこともありました。

和食食べよ!ではなく、日本人食べよって言うんだ・・・。おもしろい✨

「Namikoはなんでお昼に日本人食べないの?共食い?😆」なんて聞かれることも。

お昼ご飯自体いらないんだよねー😉

また、日本人のことを省略してりんご(Jabko🍎)と言うことも。どちらかと言うと、単数系ではなく複数形で、「りんごたち(Jabka🍎🍏)どこ行ったの?」という風に使うことが多いですね。

嫌味などではありません。チェコ語でも略語はめちゃくちゃ多いのです。こういう表現は日本人に対してだけのことではなく、キリがないほど続くのが楽しいチェコ語😂

教科書からだけでは学べないこと、たくさんありますね!


さて、駐妻または駐在妻という題名の記事。

何々、悪口でも聞かせてくれるの?・・・残念でした!私は個人的に嫌な経験は全くありません😊

しかし・・・チェコだけでなく、ヨーロッパ各国、アメリカも加えて沢山お話はうかがいました!

お伺いしたお話を開示するのは・・・生きていれば、20年先ではないでしょうか!(冗談です。)

ただ・・・よく考えてみてください。

日本社会で、財閥、系列、派閥といったヒエラルキー(階層)を意識するのは普通のことです。

良いことか悪いことは、まずおいといて。

日系企業内でも、新参者は「まずどの企業(トップ)にご挨拶に伺うか」など、上から下に行く傾向があり、序列間違いは・・・許されないと言うよりは、恥ずかしいものです。

日本社会の仕組みそのものが、海外の日系企業にも反映されているだけなので、特に不思議なことはありません。

日本社会は男性社会。企業同士の関係がこのようであれば、会社の外はどうか?

当然、家庭にもある程度影響を与えています。

日本では絶対人口が多いため、始終、社内・社外の上下関係を気にしなければならないほど密度は濃くありませんが、それでも大変なこともあります。

それが、外国においては「小さな島国=リトル・ジャパン」が築かれているので、各国の日本人社会で生きていくのは、より苦労する場合もあります。みんな、同じ地区に住んでいる。みんな、日本人学校(または人気のインター)に通っている。人気のお店は一緒・・・といったイメージです。

階層を気にしながらの駐妻の集い。ご主人の立場を考慮しながらの妻同士のお付き合いが大変だといったことは、ヨーロッパ社会では特にないため、これもある程度は日本やアジア諸国の特徴ですね。


冒頭にもあるように、ひとくくりにされるのが嫌いな人間。

確かに、ビジネスでも研究でもカテゴリー(ターゲット層など)を設けて分析を行うのは重要ですが、人ってひとくくりにし難いもんだけどなーと感じます。

私のような海外在住者でもいろんな人がいれば、駐妻でもいろんな人がいる。

結局はその人次第。また、個人的に合うかどうかは自分とその方次第。

日系企業の方とプライベートでお付き合いをすることはほとんどありませんが、駐在員の奥様からご飯をいただいたり、お土産をいただいたり、時々思い出してご連絡をいただいたり・・・と嬉しい経験しかありません!

(お土産はもらいっぱなしではなく、必ずお返しを・・・✨)

また、どういう悩みを抱えているか、どのようにプラハ生活をエンジョイしているか、聞かせていただくのも私自身にとって役立ちました。

プラハに住んで18年程になりますが、まだ慣れない・・・一生慣れることはないだろうなぁといったこともあるので、短期間でも、皆さん楽しい生活を送っていただければ!と願っています。

慣れないこと?

スリが多いことには慣れません。話を聞くたびに腹立たしいと感じます。

しかも・・・パスポートや滞在資格を財布と一緒に盗まれると、とても面倒な手続きが待っています😭

時々、現金やカード以外のものは近くのゴミ箱に捨てられていて戻ってくるということもあるのですが・・・。

プラハはステキな町で有名です。駐在員のご家族の滞在先としてはパリも抜いてトップに君臨。

テロや暴動が少なく治安が良いのも人気の理由の一つです。

日本人学校の認可取得において業務を受託したことがあり、学校にお邪魔することがありましたが、こういう学校だとみんな安心して楽しく通えるだろうなーと感じました。

日本の各地から集まった子供たち、そしてそのご家族(保護者)。色々と意見の違いはあるでしょうが、違う都道府県/地方の習慣・慣例を知るのも良いことだと思います。

ダイバーシティ(多様性)社会に生きる人々のキーワードになるのは、「思いやり」と「寛容・許容」だと思うので。

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