〇〇ガチャ

最近「親ガチャ」という言葉をよく耳にする。

親は選べない。ざんねーん!というのが親ガチャの意。

それを初めて聞いた時「ほー」っと思った。=他人事です💦

親に不満をたくさん言った気がする。ただ、「この親じゃなかったら良かったのに!」と思ったことはない。

そう、両親に甘えていただけ。困らせて相手して欲しかっただけ。

といったことも親は気づいていた🤣 そう、私はとてもわかりやすい人間だった。(今もそうらしいですが。)


さて、私は二児の母親です。


子供を持つ前も今も、私は「子供大好き❤️」というタイプではありません。

一方、子供が苦手なわけでは全くありません。

子供っぽい性格なので一緒に遊ぶのもバッチリ。一緒に遊んでいても、「わざと」勝負やゲームに負けてあげたりなんてしません(苦笑)。ガチで勝負や!

といった感じで、手加減せずに必死で遊ぶおばちゃんなので、子供たちに好かれます。

しつけも普通にしています。「嫌われるのが怖い」ということがないので、厳しいことをぐさっと・・・。

ただ私には、子供大好き、動物大好き、その他〇〇大好き!というパワフルな好きはありません。

大切にすることと好きなことは別。好きだから良い、嫌いだから悪いといったことではないのです。

大切にするというのは、好き嫌いの問題ではなくて、愛情をたっぷりかけるということ、お世話をするということ。


そこで話を戻すと・・・

初産。保育器に入った産まれたての子供に会いに行きました。

すやすや寝ている。

私が手を伸ばすと、その小さな手で私の指一本をぎゅっと掴みました。

思わず泣き崩れました。

「選ばれた」「ママってわかるんだ」

他の人が手を入れても反応しませんでした。

二回目の出産でも同様でした。

未熟児でまだ開かない目。香りで私だって分かるんだ。

ありがとう。

私の元に生まれてきてくれてありがとう。

強く逞しく育っている子供たち。

口論でももうすぐ負けるんじゃないかと思うぐらい。

喧嘩をしてもハッピーエンドで終わる日々なので特に苦労はありませんが、もし「親ガチャ」発言をされたら・・・この話を繰り返ししていこうと思います。

「ママを選んだの覚えてない?」

とはいえ、こんな親じゃなかったら良かったのに!と思われることはおそらくないでしょう。

弱くても、変でも、疲れ切っていても、ごめん今仕事と言っても・・・きれいで、かっこよくて、なんでもできてという場面も含めて・・・

全てが私という親の姿。

大好き。私にとって掛け替えのない大切な存在。

と伝わっているので、愛情があれば成り立つ関係です。その他ないものは、お互いに補い合えばいい。補うことができなければ、残念!と一緒に悲しめばいい、がんばったらいい。一緒にいることそのものに意味があるのだから。(仕事も大事だけどね 笑)

愛情は与えるのではなく伝えるもの。

たっぷり伝えていますか? また、ビール一杯賭けたい人いらっしゃいますか?

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